美人の象徴ともいえる、長くボリュームのある整ったまつ毛に女性なら誰もが憧れるのではないでしょうか?
しかし、まつ毛の長さや量は髪の毛と同じで、生まれ持ったものなので自然と長くなったりボリュームが増えるということはありません。
むしろ、年齢を重ねるごとに老化によってまつ毛のハリがなくなったり、抜け落ちてしまうこともあるのです。
もちろん、まつ毛が自然に増えることはありませんが、エクステ等でまつ毛を美しく見せかけることは可能です。
だからといって、エクステには頼りたくないという女性がやってしまうのがまつ毛の植毛なのです。
まつ毛の植毛とは?
最近ではプチ整形をする女性が増えてきており、一重から二重にしたり、鼻を高くしたりと、様々な部位のプチ整形が出来るようになっています。
そして、今では「まつ毛の植毛」を行うことも出来るのです。
まつ毛の植毛は美容外科で施術を受けることが可能で、特に長いまつ毛が欲しい人や、まつ毛のボリュームが欲しい人がやることが多いようです。
自分の髪の毛をまつ毛に植える
まつ毛の植毛は他人のまつ毛を移植するのではなく、自分の”髪の毛”を毛根から抜いて、まつ毛に植え付けるという方法で行われます。
施術時間は大体1時間~2時間程度で、術後1週間程度でメイクが出来るようになると言われています。
また、植毛する本数は人によって異なりますが、大体上まつげが左右で合計150本前後、両側下まつげが左右で合計80本前後くらいが良いと考えられています。
そして、まつ毛の生着率も人によって異なっており、大体70~90%くらいと言われています。
他人のものではなく、自分の髪の毛を移植するので気持ち悪さはあまり感じないかもしれません。
また、髪の毛を植毛することで、ボリュームのある長いまつ毛を手に入れることが出来るのです。
しかし、まつ毛に移植したからといって”髪の毛がまつ毛になる”ことはありません。
まつ毛が伸び続ける
まつ毛に髪の毛を移植したからといって、まつ毛に生まれ変わるというわけではなく、髪の毛の性質は引き継いだ状態になってしまいます。
つまり、髪の毛と同じように移植したまつ毛は、放っておけばどんどん伸び続けてしまうことになるのです。
なので、まつ毛を植毛した後は、定期的にまつ毛を切ってケアをする必要があります。
そして、一旦定着したまつ毛は、基本的には半永久的に生え続けるので、ほぼ一生まつ毛をケアする必要があるのです。
さらに、まつ毛を植毛するには高額な費用がかかってしまいます。
まつ毛植毛の施術料金はどれくらい?
基本的には、プチ整形は保険適用がないので自分で全額を負担しなければなりません。
そのため、どうしても費用が高額になってしまいます。
クリニックによっても異なりますが、まつ毛の植毛に必要な費用は大体30~50万円くらいが多いようです。
これが高いか安いかはそれぞれの考え方によって違いますが、やはりもっとコスパの高い方法はルミガン等のまつ毛育毛薬を使用することです。
また、まつ毛育毛薬は、植毛とは異なり本来のまつ毛を伸ばしたりボリュームアップする方法なので整形とは異なりあまり抵抗がありません。
プチ整形とはいえ、やはり外部の力を加えて強制的に自分のパーツを変えるのは抵抗がありますよね。
まつ毛育毛薬は自力でまつ毛を伸ばす
まつ毛育毛薬や、薬の力でまつ毛の成長を促し、長くしたりボリュームアップすることが出来ますが、本来持っているまつ毛のサイクルの期間を延ばすだけなので、植毛とは違って自力でフサフサのまつ毛を作り出すことが出来ます。
また、植毛とは異なりまつ毛が伸び続けるということもなく、丁度良い感じになったところで生え変わるのも嬉しいポイントです。
植毛したまつ毛は元に戻らない
まつ毛の植毛は、一度施術を行うと半永久的に抜けることがないと言われていますが、その反面もし気に入らなければもとに戻すことが非常に困難になってしまいます。
もしかすると抜くことも出来るかもしれませんが、そうするとまた高額な費用が発生してしまいます。
ところが、まつ毛育毛薬を使用すれば、使っている間は変化しますが、やめると元のまつ毛に戻るので気軽に使用することが出来ます。
最後に
まつ毛の植毛は費用が高額なうえに、施術してしまうと髪の毛と同じように伸び続けるので一生まつ毛をカットして整える必要があります。
また、思っていたようなイメージと違っていても簡単には元に戻すことが出来ないというデメリットも存在します。
そういった意味では、まつ毛育毛薬はコスパが高いだけではなく、イメージ通りにならなくても使用するのを止めれば元に戻るので安心です。